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会長挨拶         伊牟田 茂夫同窓会長


財政健全化と70周年記念誌について
魚水誌57号より転載(平成25年8月発行)
 

魚水会の皆様にはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。

 私、68日の総会で再任され、会長をつとめていくことになりましたので、よろしくお願い申し上げます。

 「魚水会総会2013大阪」は、岩佐勇人大阪支部長さん、山村雅雄兵庫県支部長さん、野田啓二日本海支部長さんはじめ関係者のご尽力と、会員の皆様のご協力で、関西での初の総会でしたが160名余の盛大な総会となりましたことに、心強く感じますとともに、厚くお礼申し上げます。

 

 魚水会の大きな課題でありました繰越金依存から脱却して、収支均衡への健全財政に向けてにつきましては、ほぼ道筋が確立してきました。

 痛みを伴なう改革で、会員に新たな負担をお願いする以上、経費節減の努力が当然要請されました。

このため旅費制度もホテルパックの最低料金へ、会報誌「魚水」も年1回から2回へ増加発行に当たっては、会員名簿の2年ごと発行を4年以上に延長して財源をスクラップ・アンド・ビルド方式で捻出するとともに公開入札などでの経費削減、そして、会員名簿発行費も、過去500万円前後の経費だったのを、本部事務局編纂で150万円に節減するとともに、期間をかけての説明で有料化への円滑な移行もできましたので、次回から50万円程の経費で発行できることになると思います。

 このような経費節減努力の上に立って、卒業後40年以上会員の方へ、実質的には会費である協賛金制度の新設を行い、理解と協力をお願いしましたところ、平成24年度は500人以上の多数の方から、110万円の納入ご協力を頂きました。

 この魚水会の会費制度は、その都度必要に応じて改正してきたという「つぎはぎ方式」になっていました。

 そこで、会費制度も、入会金から前期会費、後期会費、協賛金へと総合的に2,000円会費で行くよう改正がなされ、「入るを図る」という会費制度の改正もほぼ整備されました。

 会費収入の問題点としましては、卒業後40年以上の方々の協賛金納入が順調なのに比して、卒業後20年以上40年までの会員の後期会費が、400人強の方から80万円前後の納入と低くなっているということがあります。

 魚水会の財源は、プライマリバランスの健全財政を目指しての取り組みもあり、後、十数年は、繰越積立金の一部取り崩しを減らしながら、後輩へ残すようにして運営できます。

 

 魚水会が、完全な収支均衡財政になれないのは、卒業生全員を会員と見なして会報誌送付など会員サービスを行っているという構造的問題があります。

 多くの同窓会は、会費納入者を会員として運営していますが、繰越積立金が減少して行くと、中期的な検討課題になると思われます。

 

 昭和211946)年開学の本学も、平成282016)年に70周年を迎えます。

 同窓会など組織への帰属意識は、その組織に対する誇り・プライドを持つことが重要であるといわれます。

そして学校の評価は、輩出した人材の活躍によって左右されます。今回対象となる昭和20年代、30年代、40年代の卒業生は、フロンティアスピリットで官公庁、教育界、団体、企業などで幅広く活躍し、各界の発展に寄与・貢献してきました。例えば、九州各県の水産部・水産試験場の幹部は魚水同窓が占めていたり、関東の企業でも極洋やキューピーをはじめ有力企業で多数の同窓が活躍し、マスコミ、金融機関、警察、自衛隊など幅広い分野へ進出し、その活躍には刮目すべきものがあります。

 こういう魚水同窓の活躍が、時代の流れの中に埋もれ去り、忘れられないように記念誌に記録して後世に伝え、後輩への激励・努力の資料として編纂することにしております。

 資料の収集・編纂に苦労と工夫がいるところと思われます。

 各支部の歴史と支部県での企業、団体・県庁、教育などでの同窓の活躍、関係同期生会、部活動の空手部・カッター部・海洋深海研の歴史と同窓の活躍、日水、極洋、マルハ・ニチロ、キューピ−など全国規模企業、水産庁、国税局、中央水産関係団体、自衛隊などでの同窓の活躍について、可能な限りの資料を収集し、編纂を行ないたいと思いますので、関係者のご協力をよろしくお願い申し上げます。

 

 魚水同窓の皆様方の、ますますのご健勝とご多幸をお祈り申し上げ、ご挨拶といたします。


 
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